機能の概要
1.機械学習モデルの構築と異常検出
表形式データ(Excelファイル)を入力とし、学習に用いる設定値を指定することで、機械学習モデルの構築、異常値の検出結果を含めたExcelファイルの出力を行います。
2.既存モデルを用いた異常検出
「1.機械学習モデルの構築と異常検出」で生成した機械学習モデルを新たなデータに適用し、異常値の検出結果を含めたExcelファイルを出力します。
3.グラフの表示
- 【時系列グラフ】移動平均線、及び検出した異常値を表示します。
- 【散布図】相関係数を算出するとともに、検出した異常値を表示します。
- 【ヒストグラム】平均、及び標準偏差を併せて算出します。
例1:時系列グラフの例
例2:散布図の例
利用シーンの例
- 製造業で…
- 工具や材料などの加工条件を変更した場合に、どの時点から加工異常が危惧される状況になるかを機械学習モデルを用いて検出し、可視化することで、勘と経験だけに留まらない加工管理を可能とします。
- 教育機関で…
- 教師による模範的な加工を機械学習モデルとし、生徒の加工について異常検出、可視化することで、加工の巧拙を理論的に説明できる授業を可能とします。
- その他、数値データによる多変量解析であれば、どのような用途でも適用可能です。
稼働環境
- Windows 8.1/10/11